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12月5日(日)JKK研修会「万葉の旅」

蒲生野・寧楽万葉歌碑めぐり

日時:平成22年12月5日~6日
訪問地:東近江市・京都市・奈良市
講師:布浦 万代先生
主催:JKK

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額田王の御歌
天皇、蒲生野に遊猟したまふ時に、額田王が作る歌

あかねさす 紫野行き 標野行き 野守は見ずや 君が袖振る

天武天皇の御歌
皇太子の答へたまふ御歌明日香の宮に天の下知らしめす天皇、
諡して天武天皇といふ

紫草の にほへる妹を 憎くあらば 人妻ゆゑに われ恋ひめやも

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布浦万代先生。

 布浦さんは、13歳から万葉集に取り組み、30数年万葉集を研究されてきたが故に、

「今では万葉集が私に近づいてくる」との言葉に、その道に達観された方では
無くては言えない言葉だと感じ入りました。

歌の意味はさることながら、詠み手の背景から時代状況まで一句一句に深い
解説があり、和歌が生き生きと躍り出るような情感を目の当たりにしました。

今では万葉集の布浦か、布浦の万葉集か、と言われることも納得できました。
茨城県等で、「万葉講座」「万葉の旅」が何度もリクエストされて続くのもわかる気がします。
布浦さん(先生とお呼びしたいのですが、JKKのルールでは「先生」という尊称を
つけないことになっていますので、お許し頂きます)の講義を聴けば、それは誰もが
感動し、また聴きたくなるのです。

――小林先生談

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一千有余年の時を経て
今なお私たちの心を捉え続ける小野小町ゆかりの寺随心院(山科区・小野)

小町はいったいどんな女性だったのでしょうか。

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ジーニアスたけのこ会にお越しくださいましてありがとうございました。
お疲れのところお構いもなく申し訳ありませんでした。
今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。

 



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