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2017-07-16

7月2日(日)、図形学習指導勉強会第29講を開催いたしました。

「目に見えない重さの概念をどのようにして育むのか」
重さの学習が他の学習より難しいのはなぜでしょうか?
cmやデシリットルのように目に見えるものではないからです。
ハカリの目盛りを読みとることが必要になってきます。
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前回のかさ、今回の重さと、
数と量の感覚が一致していないと理解が難しい単元でした。
数の合成、分解と量感覚、+訓練が算数であるのに、
後者ばかりを重視してしまうことにいつも反省させられます。

ごんぼっち 先生


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色板パズルは少し慣れてきたので、
以前に比べ速くできるようになってきました。
やはり、1つ1つの方に慣れることと、
組み合わせのパターンに慣れることが大切ですね。
ただの暗記ではなく、イメージの暗記は区間全体の形を区別するのに役立ちます。
重さの学習は、大人にとってあたりまえのことが
子供にとっては難しいようです。
まずは1目盛りがいくつなのかを、図形の分割によって
感覚的にわかることが大切なような気がしました。
例えば、1個1kgのはかりで半分が500g、
500gの間に目盛りが5つあるので、1つが100gである
というような感覚ですね。
やはり、自分が小さな子供になったと思って、子供の視点で
考えることが一番大切だということがわかりました。
本日もありがとうございました。

K.J 先生


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具体物→モデル(図)→記号(数字・文字)と徐々に抽象化していくことの
必要性、重要性には強く共感しました。
最後に言葉化を求めるという指導の詰めはとても勉強になりました。
必ずそこまで指導しきれるよう、スタッフともども研鑽して
いきたいと思います。
"5進、10進併用の位取りが大事"というところも大変強く
共感しています。
タングラム・間違い探しを基本の指導・導入にすえているところが
面白く、非常に勉強になりました。
そして、6種10形の基本のパターンをすっとできるよう
日頃から準備しておくこと、理論をしっかり勉強しておくこと、
「数えさせることが大事!」と教えていただいたことなど、
とても勉強になり、刺激になりました。
算数に弱い中受の6年生や、中1生などにも応用できると思いました。

斉藤 紀成 先生


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空間把握能力を養うために、「間違い探し」も有効だということを知り
驚きました。ぜひ、まずは夏講で取り入れられるよう、
準備してみようと思います。
重さに限らず、どの学習においても、まずは具体物にふれさせることが
大切だと分かりましたので、子供達にも、時間がある限り、
どんどん使ってみせようと思います。
プリントやノートに書くだけの授業ではなく、両手をしっかり
動かせる授業を心がけていきます。
本日もたくさんのことを教えていただき、ありがとうございました。

O.E 先生


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"思考力をつけるだけではなく、表現力も身に付けよう!"
先生のご指導の中でも「どうしてそうなるの?言ってごらん?」
というお声がけが常になされています。
自分の言葉で表現できるという事が、本当の理解につながる。
常に子供に言語化させることの大切さを日々実感しております。

宇留島 泉 先生


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毎回新しい発見があり勉強させて頂いて
本当によかった!と実感しております。
今日も先生のお話を伺いながら、
「あ、、そうか。こうすればよかったんだ!」
と教えて頂きながら、明日実際に子供にやってみよう、
と考えたり、
他の先生方のお話を伺うのも楽しみで、
とても参考になります。図形(パズル)は苦戦して居りますが、、。
そして、帰る時はいつも「もっと勉強しなければ!」
と、お力頂いております。
本日もありがとうございました。

宇留島 幸子 先生


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学ぶことは本当に楽しいことですね!
何事も基本が大事ですね。「基本の6種10型」を
いつも先生が大事ですよと指導して下さるのに、
ついしっかりやらないで新しいシートの学習に
取りかかってしまいます。結局「むずかしい」という
ことばを子供から引き出してしまいます。
それはよくないことです。まず「基本6種10型」
をマスターしたいと思います。
御指導ありがとうございました。

シーちゃん 先生


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第29講を受けさせて頂きました。
重さをまずは、子どもに体感させることのステップをなくして
数字だけを詰めこむことに危うさを学びました。体験を通して
数を理解させるために教具の豊富さに驚かされます。諌山先生
がこれまでに集めてこられた重さを知る教具の数々を見て、
子供がこれらを使って楽しんでいる顔が想像できました。

ブルースカイ 先生


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毎回は受講できていませんが、時間、量、、、どの分野も
数の概念が本当に大切だと感じています。
実感することが何においても大切だと思いながらも、十分
実践できていないので、今の態勢(塾の中)でどうやって
子どもたちに伝えようか課題です。
また、子どもたちに言葉で考えていることを表現してもらう
ことの大切さも思いました。
文章問題につまづきがある子、考えを言葉にできない子
等が多いので、プリントだけではなく、もっと会話をしたり
物を使ったりして勉強していきたいと思います。
今回もありがとうございました。

かおり 先生


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次回は30講 9月3日(日)です。
休み明けに皆様とお会いできますことを楽しみにいたしております。
夏期講習などでお忙しいことと思いますが、
暑さに負けないで素敵な今夏をお過ごしくださいますよう
お祈り申し上げます。


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