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遊びから学びへ3 [その他]

第53講のアンケートいただきました

S先生
「先に開花する力士」のお話は、本当に教育でも同じように感じています。
今テストで100点を取る練習ではなく、将来、その子が自分で粘り強く問題に取り組めるように、その土台を育てていけたらと改めて思いました。
53講の勉強会で一番やってみたいと思ったのは、大きな形だけ用意されていて、そこに色板を並べるプリントでした。
「いろんなパターンをノートに書いてみる」というお話に、なるほど!と思いました。
書いてみると少し違った考え方ができそうです。
大人から見ると、1の三角と2の三角を交換することは、大したことに思えなくても、子どもにとっては大きな発見になりそうです。
この講座の数日後、早速4年生の子にチャレンジしてもらったのですが、うまくいきませんでした…。
以前から色板で形作りはしていたので、1と2の大きさの違いは分かっているかと思ったのですが、「置き換える」という動作にピンと来なかったようです。
もしかしたら、今までは色板の形を作っていても、その置き方がだけが「正解」だと思っていた可能性に気づきました。
今はまだ、たくさんのパターンを見つける段階ではなく、もっと簡単で枚数を使わない図案で、置き換えの練習をした方が良いようです。
他のお子さんも、色板で図案を作るのには慣れてきているのですが、今回のことで置き換える練習を意識的に入れていこうと思いました。
なかなかこちらの想定通りには運びませんが、それも含めてとても勉強になります。
53講も有難うございました。


一対一の対応をして、紐通しをします。数能力も大事ですが、まず指先調整をしましょう。
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木に飛んできた鳥をさしています・・・のイメージ算数です。
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分離数から集合数へ。一個の線が無いので数のかたまりを育成する考える遊びです。
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サイコロ遊び
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子供はサイコロ遊びが大好きです。いくつ出てくるか分からない数にソワソワ・ワクワク。瞬発力を養いましょう。
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位置空間把握能力の遊びです。
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指先がとっても器用になりましたね。手をたくさん使ってたくさん遊びましょう。
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ロケットを作りました。上手上手。
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こんな素敵なポスターがありましたよ。
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イメージしずらい「立体図形問題」をビジュアル体験して、スイスイ立体図形問題の感覚やコツを身につけよう。
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立体が平面になっているものを頭の中で考えるというのは難しいものです。
切断のイメージを描ききることが必要です。
目に見える形で学習し頭の中でしなければならない抽象思考が楽になります。思い出せるからです。
このように目に見える具体物で解法を身につけ応用力を発展させましょう。
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1の大きさの△数理色板と2の大きさの△数理色板とを組み合わせた図形も、その大きさが3であることを確かめさせ、しかも同じ大きさの3の図形でも、組み合わせ方を変えると異なる形になる経験させた幼児とで比べると、後者のほうが遥かに数理的能力は伸びています。
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この能力の伸びこそ、将来数理的創造性につながるものです。
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数理色板を使って、乱数サイコロを用い、数と図形の融合学習をします。
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先取り学習よりも必要な概念形成。
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実験道具を手で操作し、試行錯誤を経て答えを見つける。
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答えを作り出すまでの過程における手で考えることが重要です。
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幼児期の算数の勉強では、プリントをやらせたり、百までの数を読み書きさせたり、簡単な足し算引き算を教えたり、九九を暗記させたり、という勉強はあまり必要ではありません。幼児期に何も教えてあげなくて良いという訳ではないのですが、幼児期には幼児期のさんすうの学び方があります。
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数字が読めなくても字が書けなくても、身体と五感でいっぱい、しかも楽しく面白くたくさんの具体物を使い、さんすうを体験させていくのがそれです。
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