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図形学習指導勉強会 第53講 [図形学習指導勉強会]

図形学習指導勉強会 第53講
厳しい暑さの中お越しいただき感謝申し上げます。
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皆様の故郷の銘菓をいただき、ありがとうございます。
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皆様と頂くお味は格別に美味しいです。
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横浜のシウマイ大好きです!ごちそうさまです。
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課題「同じ大きさのどの数理色板が次のどの図形の上にきちんと何個載りますか?」
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下地・レディネス学習で分数遊びをしましょう。
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分数遊びは、分数学習を押しつけることなく、知らず知らずのうちに分数概念を植え付けることを狙うものです。
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こうした数理的概念を形成するような遊びを幼児期から充分にさせておくことが、算数を魅力的なものとして捉える素地を形成するばかりでなく、学校での算数学習を受け入れやすくするレディネス(下地)作りにも非常に役立ちます。
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数感教育では、紙と鉛筆に代わる具体物が必要です。
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この数理色板は算数の数量と図形学習が同時に出来る画期的な具体物教材です。
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意味のつかみかねる分数の計算技術習得よりも実際に分数を図形として作成させたり、初期の分数作りの計算の仕組みを理解させるなど、具体的な分数学習に重点をおく必要があります。
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G先生
諫山先生開業当初でも、概念を大切にしない風潮は変わっていない、という話を聞き、「すべて時代のせい」と思っていたので、ほっとしました。
いつの時代にも具体的なものをしっかり身につける大切さを伝えていかなくてはいけないと、気持ちを新たにしました。
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堀居 邦彦先生
いつもお世話になっております。
本日も大変為になる勉強会を開いていただき、ありがとうございました。
愛情をもって指導をしていく、目の前の生徒(子たち)に全力で指導する、わかるまで、できるまで、あせらず、じっくりと。
毎回、先生が指導されておられる、ご指導のエッセンスをお聞かせいただき、これからも私もがんばっていこうと思います。
今後とも、息子、妻、3人がお世話になります。
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光庵 良仁先生
いつもありがとうございます。
布を黒くそめるように、私達も学ぶ必要があると実感できる場所でいつも楽しく参加させて頂いております。
最近、幼児が数名入塾してくれるようになりました。
小学1年-2年生とは全く違い、更に教材を工夫していく必要があると試行錯誤する日々です。
コロナを気にして先延ばしにしていた上級研修でも近々お世話になるつもりです。
これからもご指導よろしくお願い致します。
本日もありがとうございました。
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岩澤 慎先生
昨年より図形パズルの使い方がわかってきた。
と言いましても、やればやるほど奥が深いことがわかってきます。
時間を忘れて考え続けることができるパズルは、思考力トレーニングにとても良いですね。
また、小野ともども勉強していきたいと思います。
暑い日がまだ続きますが、お身体大切になさって下さい。
本日は有難うございました。
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小牧 順先生
今日は、深く理解するということについて色々考える時間が持てました。子供が勉強を習得するのは「単に計算ができたり受験問題が解けることではない」ということを改めて認識できました。色板や積木を使って、自分の頭を使って「ああでもない」「こうでもない」と考えている時間に考える力が育っているということがよくわかりました。
講習の後半で自分で色板や積木を使って考えると、本当、頭を使っている感覚がよくわかりました。
本日も、ありがとうございました。
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宇留島 泉 先生
いつもご指導ありがとうございます。
図形パズル、積み木で教えない(教え込まない)指導を始めてから、子どもたちは基本自分で考える、わからないからといって何でもすぐあきらめない姿勢が身についたと感じます。
時間がかかっても気にしない。(指導側も子どもも)
ご理解頂ける保護者の方が増えて、子どもたちにとって明るい未来が見えてきたような気がします。
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頭の中で想像した立方体を動かしてみることで、複雑な立体の中に必要な立方体が浮き上がって見えるようになります。たくさん立体に触り、移動、回転させ、その感覚を体に染みこませることで、頭の中で立体を動かす力を育てます。
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図形は目に見える具体的な形であります。数と図形の違いは正に「具体性」対「抽象性」という点にあります。これらは独立しているのではなく、図形学習することで、その力は図形分野だけではなく、数の分野の理解にも大変有効であります。数字で表すと抽象的な数にも実は大きさや量があることを数理色板・数理積木を通して実感させ数の概念を叩きこみます。そうすることで、暗記学習から頭を使う学習へと進展し、本当の意味での算数・数学の得意な子が育ちます。
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算数以前の、さんすうの段階から意識的に幼児・小学生低学年期に図形遊びをさせるのは、具体性が幼児の関心や好奇心をかきたて、学習の成立に深くかかわる点に注目しているからです。しかも、数の学習に繋がるアナログの世界を充分手で経験させることが、幼児・低学年期に豊かな数理的感覚を身につけさせる究極の方法です。
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次回「第54講」は12月10日(日曜日)です。
ー詳細はこちらー


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数量感も基礎体力を育みましょう! [その他]

算数に限らず何事も暗記や詰め込み教育では真の学力は育ちません。
数感は具体物を用いる遊びの中から生まれます。
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具体物を使うと、試行錯誤が楽になることや、手と頭で考えることの意味を実際に経験されて理解しやすい。
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遊びの中で学童を観察するのは興味のあることです。
その学童は何が分かっていないかチェックする最良のチャンスです。
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遊びを通して親子あるいは師弟間の断絶等は根絶できるはずです。
しかし、具体的利用よりワークブックを与える方が手間もかからず採点も機械的にできて楽かも知れません。
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考えたいのは教える者にとって楽な手間のかからぬ教え方は学ぶ者に必ずしも大きな実りを約束するものではないでしょう。
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教育とは正に忍耐を要する仕事です。
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算数・数学を受験を有利にする手段や技術と見做し、基礎を軽んじて先へ先へと急いで詰め込み、能率主義の学習指導を続ける限り、算数嫌いや落ちこぼれは後を絶たないでしょう。
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数理的感覚を育て算数に強い学童を育成するには、暗記型の学習指導法ではなく、紙と鉛筆一辺倒から脱却し、具体物を与え手と頭を使って操作させ試行錯誤を十分にさせた上で正しい思考へと導いていく必要があります。
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数理的なゲームやパズルも取り入れて、楽しまさせながら数学の世界に潜む不思議さや神秘的な美しさを経験させ、学童の好奇心や興味を算数に向ける努力を怠ってはいけません。耳から聞いたことはすぐに忘れてしまいますが、自分の目で確かめたことは記憶に残ります。
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買い物ごっこセット
お買い物カゴに小物を入れてお客様になったり、セットされているお金でお菓子を買ったり、買い物ごっこで一緒に遊びませんか。
「買い物能力」「計算勉強」「数量認識」「想像力刺激」「コミュニケーション能力」「学習能力」等を一緒に育みませんか。
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人間が本当に理解するのは自分の手で試してみたことです。算数学習においても「手」の効用を軽視してはいけません。
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鉛筆を上手に持ってますねぇ。
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数理的な経験こそが鋭い数理的感覚や未知の世界に挑戦する科学的な思考力や想像力を培う力になるのです。
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「今日の算数・数学教育には経験主義が欠落していると言っても過言ではない。」
(物理学博士 小林茂広博士より)
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令和5年の夏模様 [その他]

今年の甲子園は盛り上がりましたね!
弊会の生徒も吹奏楽部で応援中
「もの凄く良い体験をしました!」と興奮気味に語ってくれました。
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甲子園のお土産です。
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クッキーで、美味しかったです。有難うございます。
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自塾の近くの地蔵盆です。
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カマキリちゃん、夏期講習に来てくれたのかな。
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ハイビスカスは夏の花ですね。
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ゼスト御池地下街で、ルービックキューブのアート展示会が開催されてました。
ルービックキューブは、ハンガリーの建築学者ルビク・エルネー(エルノー・ルービック)が考案した立体パズルです。
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あまりの見事な作品に目を奪われました。
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これも地下街で、子供が作った可愛い提灯の作品展。
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8月は大文字ですねぇ。
京都の「五山送り火」は、葵祭、祇園祭、時代祭とともに京都の四大行事のひとつとされている伝統文化です。
「大文字焼き」や「大文字の送り火」という名で知られていますが、正式には「五山送り火」といいます。
五つの山で火を点火させるので「五山送り火」と呼ばれているのです。
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京都の五山送り火は、お盆の期間に迎えた「お精霊(しょうらい)」と呼ばれる先祖の霊をあの世へと送るための大切な儀式なのです。
そんな儀式を一目見たいと、毎年沢山の観光客や地元の人で賑わいます。
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見事なヒマワリですね。
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朝顔も上手に育ててますね。
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さぁちゃん、素敵なカードありがとうございます。
元気で大きくなってね。妹ちゃんと仲良くね。
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福ささ、祇園祭の後祭に飾っていたお品を頂戴しました。
初めて拝見しました。嬉しい縁起物をいただき有難うございます。
前祭の山鉾巡行後、八坂神社から神様を御旅所へお迎えするものを「神幸祭」、1週間後、後祭の際に神社へ神様をお送りするものを「還幸祭」と呼びます。
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山鉾巡行、直前の京都市役所前です。
お天気様もお喜びになっていらっしゃいますね。
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大船鉾(おおふねほこ)
後祭の鉾は1基のみとなっております。
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2014年に150年の時を経て復興しました。
前祭の船鉾が神功皇后の出陣を表現しているのに対し、大船鉾は戦に勝った凱旋の船を表しています。
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くじとらずで、巡行の最後尾を務めます。
500年以上の歴史をもち、蛤御門の変で大部分を消失してからは祇園祭に参加していませんでしたが、1997年にお囃子復興、2014年に150年ぶりに巡行に参加しました。
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次回53講は9月10日(日曜日)を予定しております。
ご参加お待ちしております。
  ーー第53講 詳細・申込ページへーー


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