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図形学習指導勉強会 第52講 [図形学習指導勉強会]

テーマ:数理感覚を育てるレディネス形成
今回も皆様と御一緒に学びの場を設けていただき、ありがとうございます。
お一人お一人の皆様お元気でお越しいただき嬉しい限りです。
今日も時間の許す限りお付き合いの程何卒宜しくお願い致します。
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おやつの時間に皆様と賞味させていただきます。ご馳走様です。
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何のために勉強するのか?
自分は何のために生まれてきたのか、その役割に気づけた人は幸せだと思います。
「日本人の心を取り戻すこと」だという先生からのメッセージ、私も心に響きました。
本日も多くの気づきをありがとうございます。
宇留島 泉先生
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同じ形の数理色板を使って、分数思考形成ができることにおどろきでした。
よく考えられた図形の形を同じ数量に分けていくことに大人も考えさえられました。柔軟な思考を作り上げていくためにも、とても良い教材であると改めて思いました。
ブルースカイ先生
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今日は、少人数でいろいろと意見交換ができて良かったです。くり上がりやくり下がりの計算ができない子供は、補数の考え方が弱かったり、補数のための具体物を使ったことがないのが原因だと分かりました。具体的で何回も補数のイメージトレーニングをしてあげれば必ずわかるという自信も出来ました。
また数理色板を使ったパズルでは自分の頭のトレーニングになりました。しばらく数理色板ぱずるをやっていなかったので苦戦しました。本日もありがとうございました。
小牧 順先生
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数字(点数・偏差値)は、単に効果を取り扱いやすいからであって、合理的な精神・科学的な態度など、勉強を通して身につけてほしいと思っている者には逆に数字にならないアナログの力の方が大事という小林博士の言葉に深く感動しました。
数字を追いかけたがる大人に囲まれている子ほど心と頭が未成熟なままである例は嫌というほど見てきました。
ごんぼっち先生
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本日も大変為になる勉強会のご指導を誠にありがとうございました。
毎回の研修では2つの学びの機会をいただいています。
1つは、図形を用いた数的処理等、幼児への指導、本質を教えていくこと、大切さを痛感します。
もう1つは、教育を通じた生徒への愛情です。子供たちは十人十色、算数の好きな子もいればそうでもない子も
けれども、どんな子でも根気強く指導していけばきっと出来るようになる。
研修会では毎回刺激をいただいています。
今後とも家族3人ともどもよろしくお願い致します。
堀居 邦彦先生
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100+100の計算を筆算している小学生を目の当たりにし、諫山先生のおっしゃることの大切さを思い出しました。
今まで小4から小5の算数が苦手の子たちに対して、数理パズルを行っておりませんでしたが、逆に321+594といった計算をパズルを使用してやってあげないと先が見えないと思いました。
光庵 良仁先生
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「八郎」 作 齋藤隆介 画 滝平ニ郎
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なぜ大きくなりたいのか?
何のために目的があって大きくなりたいのか?
なぜ大きくなったのか?
荒れ狂う海に立ち向かう大男、 『八郎』-なぜ大きくなりたいのか、八郎
昔、秋田に八郎という名の山男が住んでいました。
八郎は樫の木ほどもある大男でしたが、もっともっと大きくなりたいと願い、どんどん大きく育ち、山ほども大きくなりました。
ある日八郎は、村の田んぼが荒れた海に飲み込まれるのを必死で防いでいる村人たちを助けようと、渾身の力で山を動かし、海の中に放り込んで、海の水を堰きとめます。
村の百姓たちが喜び感謝したのも束の間、怒り狂った海が沖の水まで集めて津波となって村に押し寄せてきます。
八郎は村を守るために海に入り、自らが堰となって波を食い止めます。
波と闘い、海に沈みながら、八郎はなぜ自分がこれまで大きくなりたかったのかを悟ります。
秋田弁で描かれた文章に、滝平二郎氏の力強い版画が実によくマッチしています。
どんどん大きくなりながらも、もっと大きくなりたくて、浜に出ては海に向かって叫んでいた八郎。
しかし自分でも、なぜ自分が大きくなりたいと思うのかがわからなかったのです。
村の人たちを助けたい、泣いてる子どもの力になりたい、そのために海に沈んでいく八郎。
自分の生まれてきた意味を知った八郎の表情はすがすがしく、その叫びは私たちの胸の奥に響きます。
「わかったあ! おらが、なしていままで、おっきくおっきくなりたかったか!
おらは、こうしておっきくおっきくなって、こうして、みんなのためになりたかったなだ、んでねが、わらしこ!」
自分は何のために生まれてきたのか・・・そう悩んだことのある方なら、八郎の悟りに共感できることでしょう。
大人も子どもも、少し自信を失ってしまったとき、八郎から力をもらえるかもしれません。                                                                                                                                                                                             金柿秀幸 絵本ナビ事務局長
かわいいだけが絵本ではありません。是非一度ご高覧くださいませ。

次回第53講は9月10日(日)
まだまだ暑い日が続いていると思いますが、あなたの夏の思い出を聞かせて頂けますか?
お目にかかれますことを楽しみにいたしております。
素敵な夏をお過ごしくださいませ。

ー第53講 詳細・お申込みはこちらからー


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